「本音で生きる−一秒も後悔しない強い生き方」(堀江貴文著・SBクリエイティブ)を読んだ。

みなさんご存知のホリエモンこと堀江貴文さんの新著「本音で生きる−一秒も後悔しない強い生き方」を読みました。

以前リアル書店をぶらぶらしていた時、なんだか目に飛び込んできました。

手にとってパラパラと流し読み。
面白そうなので購入。

内容紹介(Amazonの商品説明より)

 

プライドを捨てろ!

周りを気にして本音を言えずに生きている方、自分のやりたいことに踏み出せない方は、多いと思います。

この本の著者である堀江貴文氏(ホリエモン)は、徹底的に言うべきことを言い、
やるべきことをやるという生き方。それになぜか魅かれる方も多いのではないでしょうか。

本書では、生き急いでいるようにも見える堀江氏に、人生を後悔しない生き方のヒントをいただきました。

プライド、言い訳、バランス……。どんな方でも、自分を生きにくくしているものに、きっと気づくはずです。

目次

 

序章  なぜ、本音で生きられないのか
・堀江さん! 職場で本音を言っちゃダメですか?
・他人のことは「ほうっておけ」
・議論は平行線のままでいい

1章  言い訳をやめる
・「お金がない」という言い訳は無意味である
・「時間がないから、できない」は、現状維持を選んでいるだけ
・「才能がないから、できない」「自分は凡人だから」と言った時点で
「今のままでいい」と言っているのと同じ

2章  バランスをとるな!
・バランスなんかとらなくていい
・安定した仕事や人間関係など存在しない

3章  本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である
・「プライド」はないほうが、みんなに愛される
・猫ひろしは、なぜ、カンボジアで走ったのか
・実現可能性など考えるな

4章  すべてを最適化せよ
・30秒で終わるメールはすぐ返す。5分でできることは、片っ端から片づける
・隙間時間を「最適化」する
・自分の得意(コアバリュー)にこそ、時間を使え
・最短距離で学ぶ
・「今すぐやる」ことこそ、最大の最適化

5章  本音で生きるために必要なこと
・大事なのは、”Give, Give, Give”
・AIはむしろ歓迎すべき

感想

 

どうしたら本音で生きられるか

堀江さんは、次の3点が大事だと言います。

①言い訳をしない

「お金がない」「時間がない」「才能がない」「やり方がわからない」…。
何かしようとする時に必ず口にされるトップ5的な言い訳(笑)。

そうなんです。
結局は言い訳なんですよね。
本当にやりたいのなら、やってみるしかないんです。

これは、ホリエモンさんだろうと誰だろうと同じでしょう。

ついでに言うと、はるか縄文の昔から変わらない真実w

②バランスをとろうとしない

結局、新しいことを始めようと思ったらバランスなんて取れるものではない、本当にやりたいことがあるんだったらバランスなんて取らなくていい、極端でいい。

③「自意識」と「プライド」を捨てる

「世間体が悪い」「人の目が気になる」というのは、僕に言わせれば全て自意識過剰だ。
実際にあなたのことをそんなに注目している人は、そうはいない。多くの人は、自分以外のことになんの関心もないのだ。

本当そうですよね。
何かを始めようとしても
「○○さんにどう思われるかわからないから」とか「こんなことしたら何を言われるかわからないから…」「世間体が悪いのでは」なんて考えてしまいます。

でも、これって自意識過剰なんじゃないでしょうか?

友人がそういう風に言ってたら、「大丈夫だよ。誰もそんな風に思わないよ」
(つーか、誰もあなたが思っているほどあなたのこと、そんなに気にしてないと思う)って思うんだけど、いざ自分のことになると同じように考えてしまうのは不思議。

実際には存在しない「世間」などというものを気にする必要は全くないのだ。

やりたいことを見つけてノリとフィーリングでチャレンジするだけ。僕が語ってきたのは、突き詰めればたったこれだけのことだ。

本書で堀江さんが書かれていることは、よく考えてみると当たり前のことばかりです。
だからこそ、大事なことはこれを実践するかどうか、です。

当たり前のことをやるかどうかで結果が変わる

最後に「はじめに」から。

あなたは本音で生きているだろうか。
自分が考えたことを伝え、自分が心からやりたいことに没頭し、
そして自分の心に真摯に向き合っているだろうか。

時間は誰にとっても有限だ。
先のことが不安でしり込みをしているくらいなら、その場しのぎの言い訳はやめ、
今すぐ一歩でも先に動いたほうがいい。
きちんと、自分の足で人生を切り拓いていきたいのなら。
誰かに自分の人生の決定権を渡したくないのなら。

本書では、あなたがもっと簡単にジャンプできるような話をしたつもりだ。
それもいたって当たり前のことがほとんどだ。
僕は、いつも誰でもできることしか話さない。しかし、たいていの場合、
それをやるかどうかで、その後の結果が変わってくる。

本書を読んで、自分にとって必要なことに気づいたら、きっともうこの本はいらなくなる。
それがこの本が望む到達点だ。